ハンブレッダーズ初アリーナワンマン、大阪城ホールで感じた破格のスケール

ハンブレッダーズ初アリーナワンマン、大阪城ホールで感じた破格のスケール
ハンブレッダーズは彼らのファンクラブのことを「帰宅部」と名付けている。青春的な文系ロックを鳴らすハンブレッダーズのファンを表すネーミングとしてこれ以上ないくらい秀逸。僕はこの名前が大好きだ。
ハンブレッダーズがキャリア初のアリーナワンマン「放課後Jタイム」を行なった。それは東京ではなく、彼らの地元である大阪城ホールだった。
結成から15年。決して「ヤバすぎるスピード」ではなく一歩一歩辿り着いた今日のステージは、サブステージに移動してのアコースティックセットも含め会場全体を包み込みながら、でも地に足の着いたとても誠実なライブだった。大阪城ホールをライブハウスにする!と言っていたムツムロだが、その歌のスケールは見事なくらいアリーナサイズに聴こえた。
超満員の「帰宅部」達が、握りしめたグーを高く掲げたここでしか見られない光景、ステージから見たメンバーは絶対忘れることはないだろう。僕も大阪まで観にきて本当に良かった。
アンコールで、10月9日(水)に初の日本武道館公演が開催されることが発表されている。(海津亮)

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