テイパー!:フォークでストーリーを語るサウスロンドン発の6人組。バンドの枠組みを超えたアートコレクティブな創作の秘密を明かした!

テイパー!:フォークでストーリーを語るサウスロンドン発の6人組。バンドの枠組みを超えたアートコレクティブな創作の秘密を明かした! - rockin'on 2024年5月号 中面rockin'on 2024年5月号 中面

【今月の気になるあいつ】 テイパー!

サウスロンドンを拠点に活動する6人組グループ。絵画、演劇や映像などバンドの枠組みを超えたマルチメディア的な活動が特徴。2019 年に結成したが、コロナの影響によりオンラインで活動を継続。今年1月には待望のデビューアルバム『ザ・ピルグリム、ゼア・ゴッド・アンド・ザ・キング・オブ・ディクレピト・マウンテン』をリリースした。


現在発売中のロッキング・オン5月号では、「気になるあいつ」にてテイパー!を掲載しています。本記事の一部をご紹介。



●テイパー!は音楽だけでない多彩な表現をしているグループで、わたしは以前「バンドというよりアートコレクティブ的な側面がある」と書きました。自分たちをどのように定義していますか?

トム・ロジャーズ=コルトマン(G/Sax)
「いまの説明がまさに的確に要約していると思う。マルチメディア的なプロジェクトで形を変え枝葉を伸ばしながら、現在のパフォーマンススタイルに落ち着いてるという。ちょうどいまツアーの大団円のロンドン公演に向けて振付師を招いて舞台作りの準備をしている最中で……そんな感じで徐々にこの体制が形成されていったという感じ」

●いまイギリスやアイルランドでは、個性的なフォークグループが多く登場していると話題になっていますよね。そうした潮流の一員だという意識はあるのでしょうか?

ロニー・ロングフェロー(B)
「いやまあ、たしかにシーン的なものが出きてはいて、〈Broadside Hacks〉(※ロンドンのレーベルで、フォーククラブを運営している)周辺とかけっこう活発に動いてるし。ただ、必ずしもそこにガッツリ関わっているわけではないというか……たまに何かの縁でその辺のバンドと交わることはあっても、その中心にいるわけではけっしてなく、むしろ円の端っこのほうでギリギリかぶってるくらいの距離感、みたいな?」

ウィル・マクロッサン(Key/Dr)
「ガチガチのフォークでもないし、エレクトロニックな音もけっこう使ってたりするしね」

ロニー「とはいえ、一切関係ないというのもまた違うし、実際、あの辺のフォーク系のイベントにもガッツリ関わってたりするし」

トム「もともとファンだったり、つながってたりするしね。ただ、自分たちはそれよりももっと間口が広い感じかな……そもそもうちのバンドの成り立ちがフォーク中心っていうよりは、もっと雑多な寄せ集めみたいなノリだったから」
(以下、本誌記事へ続く)


続きは、『ロッキング・オン』5月号で! ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

テイパー!:フォークでストーリーを語るサウスロンドン発の6人組。バンドの枠組みを超えたアートコレクティブな創作の秘密を明かした!
rockin'on 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする