4月19日（金）公開の映画『陰陽師0』に出演する山﨑賢人さん×染谷将太さんの対談インタビューを、CUT5月号に掲載しています。
山﨑さんのデビュー作『熱海の捜査官』（2010年）での共演以来の旧知の仲であるおふたりに、おふたりの出会いから久々の共演となった本作について、そして「役者の本質」という深い話まで、じっくりと語り合っていただきました。
今回、山﨑さん演じる安倍晴明と染谷さん演じる源博雅は、ストーリーが進むにつれ、だんだんと友情が生まれバディのような関係性に変化していくのが本作の大きな見どころ。久々の共演でバディを演じることになった気持ちを伺うと、自然とお互いの尊敬すべきところを教えてくださいました。以下、掲載インタビューより一部抜粋してご紹介します。
今回の共演で改めて、染谷くんすげえなあって思いましたね。初めて共演した『熱海の捜査官』の時から、染谷くんはその作品で自分が担っている役割みたいなものを完全に理解して表現していて。今回、晴明と（源）博雅の関係性を作る上で、染谷くんと役を入れ替えてリハーサルをしたんですよ。ワンシーンやっただけなんですけど、その時の染谷くんの人物へのアプローチを見て、ほんとにすごいなあって。（中略）染谷くんは、感情の部分とテクニカルな部分と、どっちも使いこなしてるのがすごくて……ほんと、大好きです（笑）（山﨑）
安倍晴明という難しい役を、あんなにサラッと、自然に表現していく賢人くんを見て、いい意味で昔から変わらないなって感じました。でも、より洗練されたといいますか。魅力的でかっこいい晴明を、ほんとに飄々とやられるなあという。それでも現場にはすごく普通に、自然にいてくれるので。自分もやりやすかったですし、また賢人くんと一緒にお芝居できてすごく楽しかったです（染谷）
インタビュー中も同じ場面でクスクスと笑い合ったりと仲の良さが滲むおふたりですが、言葉の端々から感じるお互いへのリスペクトに旨が熱くなる編集部でした。
また、撮影では本作のテーマでもある「呪術」を意識して、じっとりとした静かな雰囲気ながらも、その芯には熱を感じるようなポートレートを撮り下ろしました。山﨑さんと染谷さんのソロカットも含め迫力のあるページとなっていますのでお見逃しなく！
CUT5月号の発売は、『陰陽師0』公開と同じく4月19日（金）。インタビューを読んでから映画を楽しむも良し、映画を観てからインタビューで思い出すも良し。映画と同じく何度も繰り返して楽しんでいただけると嬉しいです！
（阿部文香）
CUT5月号は現在以下よりご予約可能です。
