発売中のCUT4月号に、キタニタツヤさんが登場！
4月7日から放送が始まるアニメ『戦隊大失格』のオープニングテーマ“次回予告”について、たっぷりじっくりお話を伺いました。『戦隊大失格』の主題歌として「これ以外ない」仕上がりになっているこの楽曲は、いったいどのように生まれたのか――以下、インタビューを一部抜粋してご紹介します！

──まず曲名が“次回予告”っていう時点で、「こんなのあり？」というか、「この手があったか」と思いました。

（笑）ああ、よかった。確かにタイトルは、わりと最初のほうで決めていました。戦隊モノでも、たとえば次回予告がもうネタバレになっていて、「結局こいつ負けるやん、主人公勝つやん」みたいなことが、あったりするじゃないですか。それは、人生で考えるとなんとも皮肉だなと、（中略）そこからなんとかはみ出していこう、っていうのが人生の面白いところだと思うんですけど、その先が見えていることの悲しさを表すのになんかいい言葉ないかなあと考えていて「あ、“次回予告”だ！」と思ったんです。

作品がメタだから、そのメタなノリを主題歌にも入れたいなと思っていました。だから曲に子どもたちの声が入っていたりするんです。（中略）あと、サビ頭に《また同じオープニングテーマが鳴る》という言葉を入れてみたりとか。実際、人生において、たとえば朝起きる時のアラームってすごいオープニングテーマ感あるなって僕は思うんです。「はい、今日もまたこの流れが始まりました」みたいな感じがして、うんざりしている人も多いと思うから、いい意味のオープニングとは違うんですけど

今回の楽曲では「ポップさはまったく意識していない」ということで、撮り下ろしショットもややダーク（「戦闘員」側寄り）でシックに仕上げてみました。インタビューの全文と合わせ、ぜひCUT4月号をチェックしてみてください！（山下茜）

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