THE BAWDIES、新春爆裂ロックンロール・パーティ!

THE BAWDIES、新春爆裂ロックンロール・パーティ!

あらためて2016年の全力走破を約束する、東名阪ツアーファイナル@EX THEATER ROPPONGI。新調した青いジャケットのスーツで、お年玉代わりの新曲も絡めながら矢継ぎ早に楽曲を繰り出す2時間だ。

目下の最新シングル曲“SUNSHINE”もそうだけれど、THE BAWDIESはロックンロールの中に息づくフォーキーで暖かな味わい深さに触れようとしていて、今回のステージで披露された「こたつコーナー」ことアコースティックセットの一幕は、4人が探求するロックンロールの新たな魅力を垣間見せるものだった。

僕はROYの歌声に初めて触れたとき、ロックンロールに選ばれたシンガーだと思い込んでいたけれど、彼はロックンロールを歌うために喉を鍛え上げた努力家だった。「選ばれた者」ではなく「ロックンロールが大好きで、ロックンロールを選んだ者」の凄さを、あの4人はキャリアを重ねるたびに教えてくれる。

新年のめでたさ全開だったが、実はバンドの現在地を窺い知る意味でも重要なショウであった。観ることができて良かった。後日アップのライヴレポートを書きます。大阪・東京での、初となる野外ワンマン開催も発表されたので、ぜひチェックしてほしい。(小池宏和)
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