ブリーチャーズ ―― スーパーヒットメイカー:ジャック・アントノフが率いるバンド。人生の影を見つめ、さらに未来を見据える人生讃歌たる新作を語る!

ブリーチャーズ ―― スーパーヒットメイカー:ジャック・アントノフが率いるバンド。人生の影を見つめ、さらに未来を見据える人生讃歌たる新作を語る! - rockin'on 2024年4月号 中面rockin'on 2024年4月号 中面

現在発売中のロッキング・オン4月号では、ブリーチャーズのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「今作には人生のその他の部分を経験しようとする上での美しい痛みと、それに伴う恐ろしい罪悪感があって、それはこのアルバムの大きな部分で、僕にとってものすごく大きなことだった」


●今回のセルフタイトルは、ブリーチャーズとしてのアイデンティティに確信が持てたことの表明でしょうか?

「ある意味そうだね。このバンドがこのバンド自身になってきたというか。最初のアルバムをセルフタイトルにするバンドもいるっていうのにおかしな話だけど、僕らの場合は完全にこれが自分たちだというものに成長して、もうセルフタイトルを冠することでしか言い表せないというものを作るまでに、これだけの年月がかかったんだ。だからこれは堂々たる自信の表明だよ」

●シングル“モダン・ガール”は直球でブルース・スプリングスティーンのサウンドを感じさせます。ブリーチャーズはニュージャージーを巡る音楽でもあると思うのですが、あなたにとってニュージャージーのサウンドとは?

「ニュージャージーの音というのは、ブルースでもあるし、サウスサイド・ジョニーでもあり、セイヴス・ザ・デイやライフタイムといった僕が聴いて育ったバンドでもあり、そういったものはつねに、いろんな意味で僕がやること全部に焼きつけられているんだ。どこへ行こうとも、どれだけ世界を見ようとも、その風景のなかで育った人間として語っているという。つまりニューヨーク市郊外で、蚊帳の外に置かれていると感じながら育つということ。すぐ近くにいながら、天と地ほども違うということ」

●本作のプロダクションにおいて、どのような点を意識していましたか?

「やりたいことはいくつもあったけど、結局は、いまの自分らしさを感じさせるサウンドを求めていたっていうのが本当のところだと思う。今回は、バンドの演奏と自分が使っているアナログシンセなんかの音をこれまで自分がやったことがない方法でミックスしたんだ。基本的にはバンドの生演奏をサンプルとして使ったということ。『From the studio to the stage』というツアー名にしたのもそれが理由だね」
(以下、本誌記事へ続く)



ブリーチャーズの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』4月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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