マニックス × スウェード、夢のWヘッドラインツアーがなんと日本で実現! ブリットポップの異端者たちの30年を祝福する伝説の2夜に結集せよ

マニックス × スウェード、夢のWヘッドラインツアーがなんと日本で実現! ブリットポップの異端者たちの30年を祝福する伝説の2夜に結集せよ - rockin'on 2023年7月号 中面rockin'on 2023年7月号 中面

3年ぶりの来日ラッシュに沸くこの2023年、夏フェスの到来を前にして早くも秋以降もコールドプレイマネスキン! etc.の来日が続々決まり始めており、うれしい悲鳴を上げている方も多いはず。

今年は特にUKロック勢が大挙して訪れる異例の1年となっているが、そこでダメ押し的に来日が決定したのが90年代UKを代表するレジェンド、マニック・ストリート・プリーチャーズスウェードだ。しかもマニックス×スウェードのWヘッドラインツアーという超豪華カップリングが実現!! まさか彼らが一つのステージを分け合う瞬間を目撃できる日が来るとは……まさに夢のような2日間が私たちを待っている。

そもそも今回のマニックスとスウェードの対バンは、昨年のUSツアーのために企画された座組みで、彼らのジョイントライブは約30年ぶりのこととなる。約30年ぶりとはいえ、彼らはその間も常に互いをリスペクトしてきた盟友のような関係であり、その根底には両バンドの「アウトサイダー」としての自覚と信頼がある。

ブリットポップ期を代表するバンドでありながら、彼らは常にシーンの周縁で孤立した存在だったし、反骨精神をデカダンな文学性に込めた歌詞や、主要メンバーの喪失を経験しながらも現在までサバイブした数少ないUKバンドであることなど、実際に共通点も多い。共通点が多いのに最終的なサウンドは全く異なるのが面白いし、全く違う両バンドの音楽を同じ熱量で愛するファンが多いのも、彼らの背景を思えば納得なのだ。

US時のセットリストを見る限り、両バンドとも15、16曲の厳選アンセムを惜しげも無く連打する昇天のパフォーマンスになるのは必至、しかも今回は11月18日がマニックス→スウェード、19日がスウェード→マニックスとヘッドライナーが入れ替わるニクい構成だ。“ビューティフル・ワンズ”で〆るか、“ア・デザイン・フォー・ライフ”で〆るかの究極の選択。「そんなの選べない!」と悶絶するファンのために2日通し券が用意されているあたりも、両バンドの結集が特別である所以だ。彼らと共に歩んできた日本中のミスフィッツよ、羽田で再会しましょう! (粉川しの)



マニック・ストリート・プリーチャーズ/スウェードの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』7月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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