まふまふ特集のCUT12月号、表紙画像解禁! 真白き革命の歌い手は今――革命のドーム、活動休止、復活、そしてこれから。すべてを語った赤裸々なインタビュー、必読です

まふまふ特集のCUT12月号、表紙画像解禁! 真白き革命の歌い手は今――革命のドーム、活動休止、復活、そしてこれから。すべてを語った赤裸々なインタビュー、必読です

11月20日発売のCUT12月号、巻頭特集はまふまふ。その表紙画像がこちらです!

CUTではこれまでに二度、まふまふさんの表紙巻頭特集を実施してきましたが、こうして三度特集を組めることを、改めて本当に嬉しく思います。昨年6月の有観客東京ドームライブ2デイズを終えたのち、活動休止に入っていたまふまふさん。「復活」がありえるのかどうかもわからない状況の中、ファンのみなさんと同じように、編集部もどこかぽっかり穴が空いたような気持ちでで日々を過ごしていました。それだけに、今年6月に復活を果たしたまふまふさんチームから「またCUTでインタビューを」という話が持ち上がった時は、本当に嬉しかった。今のまふまふさんのリアルな言葉を、ぜひ誌面に残させてほしいと思いました。

今回の記事は、約3時間に渡ったインタビューをほとんどすべて、まふまふさんが語ったままに掲載しています。
特集タイトルは「まふまふ 真白き革命の歌い手は今―― 革命のドーム、活動休止、復活、そしてこれから。すべてを語る」。
「人間・まふまふ」の赤裸々な言葉、ぜひ多くの方に触れていただきたいと思います。
今のまふまふさんをとらえた、独占の撮り下ろしフォトもたっぷり掲載します。

以下、特集のリード文を発売に先駆けて公開します。発売は11月20日(月)。楽しみにしていてください。

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2023年6月9日、まふまふが活動再開を宣言した。

このインタビューは、2022年6月11日、12日の東京ドーム公演をもって無期限の活動休止期間に入って以降、361日の不在の日々を語ってもらったものだ。
その間、彼は何を思い、いかなる心境でこの世界に向き合い、どんな自問自答の中にいたのか、なぜ活動を止めざるを得なかったのか。
彼は文字通り、その「胸中」を語ってくれた。

このインタビューをさせてもらって、強烈にわかったことがある。
それは、僕たちはどこかでずっと知っていたのだな、ということだ。
その身を捧げ続けるような、そんな決死の歌を聴きながら、僕たちはどこかですでに知っていた。
まふまふという人は、いずれ、しかもそう遠くない未来に、その生を終わらせようとしているのではないか――。
そんな予感めいた思いを抱きながら、いや、懺悔のように言わせてもらえるのならば、その予感に蓋をするようにして、彼を追い立てるように、その背中を追いかけてきた――。
今、多くのファンも心のどこかで頷いているのではないだろうか。
まふまふはネットシーンの旗手としての使命を背負い、必死に走ってきた。その華奢な身体にいっぱいの、重く巨大な期待を背負い、革命の担い手としての生を生きてきた。
その長きにわたる疾走の果てに待っていた必然の結果、それが「無期限活動休止」だったのではないか。

だが――である。
だが、今、まふまふは生きている。
より正確に言うならば、彼は今、再び、まふまふとして、まふまふのためだけの生を生き始めている。
このインタビューにあるのは、「いかにしてまふまふは死に」、やがて「いかにして再び息を吹き返し」、そして「今、いかなる生を生き抜こうとしているのか」という、3つの巨大な問いに対する答え、そのすべてである。
シーンを牽引してきた無二の革命者の口から語られた、あまりに直接的な真実が、この3時間のインタビューには込められている。

活動再開後に発表された新曲“クロスワードパズル”には、《君が愛しいだけじゃダメなの? ねえ》というフレーズがある。
これまで、生きることの悲しみ、違和感や拭うことのできないやるせなさを抉り取るように歌ってきたその世界観を思えば、あまりに率直であけすけな問いかけである。それがそのままごろりと提示されている。
この潔さをして、これまでは覚悟や決意という言葉でその生き様を語ってきたが、これはきっとそんな大袈裟なものではない。まふまふが今、ただ「そう歌いたかった」ということなのだと思う。
そして、これは、まふまふという無二の革命者が、今こそ、ただの「自分自身」として存在することを許すことができたという、身近でとても小さな、しかしもしかしたら彼にとって初めての「偉業」だったのではないかと思う。
自分を癒すように朗らかに話す彼を見ていて、僕は、込み上げてくるものを抑えることができなかった。

このインタビューにひと言で題名をつけるとすれば、「人間宣言」という言葉をおいて他にない。
死ぬために生きていたまふまふという存在にどうしようもなく惹かれ、何度も表紙を作らせてもらったCUTだが、僕たちはいつからか、こうして「生きる」まふまふを見たくて、彼を追いかけてきたのかもしれないな、とも思った。

このインタビューでは、序盤に大きな意味を持った言葉が登場する。
それを挙げて、このイントロダクションを終えようと思う。
この発言の先に広がる、まだ何もなく、どこにでも行ける可能性だけが広がる、ただ真っ白な景色を共有してもらえたら嬉しい。(小栁大輔)

「“まふまふ”はあの東京ドームの有観客ライブで一度死んだことにしよう」と。
「あそこで自分は死んだんだ。これから始まる復帰後の新しい活動は、
死後の世界の僕がやっているぐらいの気持ちでいよう」と思ったんです――

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CUT12月号、その他のラインナップは以下の通りです。
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特集:まふまふ 真白き革命の歌い手は今――

革命のドーム公演、活動休止、復活、そしてこれから。
激動の季節の先に広がる新たな景色。絶望と希望の超ロングインタビュー

林遣都 『隣人X -疑惑の彼女-』
吉沢亮 『かぞく』、Netflix映画『クレイジークルーズ』
渡邊圭祐 『無駄な抵抗』
水上恒司 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
太田基裕×spi ミュージカル『刀剣乱舞』 千子村正 蜻蛉切 双騎出陣 ~万の華うつす鏡~
梶原岳人×村瀬歩×96猫 『Paradox Live THE ANIMATION』
ラプソディ』  末次純×寺島惇太/谷江玲音×朝田陽貴/菅原達也×梅田修一朗/山本友理×河本大貴/鎌谷悠希

草川拓弥 『サブスク不倫』
西垣匠 『時をかけるな、恋人たち』
榎木淳弥 『め組の大吾 救国のオレンジ』
内田雄馬
下野紘 『新しい上司はど天然』

今月のバズマン。~BUZZ OF THE MONTH~ 第100回:青木柚  
菅田将暉と仲野太賀の『夢で逢えたら』
三池崇史のゲバチュー PART2(現場の中心で、愛を叫ぶ PART2)


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CUT12月号は現在以下にてご予約可能です。
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