本日、2017年8月18日（金）に全国東宝系にて公開されるアニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？』の公開アフレコイベントが開催されました。

RO69ではこのイベントに潜入、写真とともにイベントの模様をお届けします。

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なずな役の広瀬すず、典道役の菅田将暉、祐介役の宮野真守が登場。まずはそれぞれ一言ずつ挨拶をし、さっそくトークセッションが始まった。

同映画の声の収録自体は1年前にされていたということで、そのときの印象について聞かれると広瀬は「お互いが正面を向いてお芝居するものでないから、ドギマギしてたんですけど。宮野さんがいたから心強かったです」と回答。続いて菅田は「このみずみずしい中学生役は今やっとかないと……もうのちのち出来なくなるだろうな。そんなこともないのか？」と宮野に目線をやると「そうですね。再三、中学生やっております（笑）。是非アニメーションの世界においでませ（笑）」と宮野が答え、会場は和やかな雰囲気に。一方、宮野はふたりの印象について「フレッシュでしたね！ そこが一番嬉しかったです」と振り返った。

そして、これから行われる公開アフレコへの心境について聞かれると「手汗がすごい」と緊張した表情を見せた広瀬に続き、意外にも今回のような形での公開アフレコが初めてだという宮野は「思いっきりやったほうが良いよ！」とふたりにアドバイスを送った。

続いて、時間が巻き戻って同じ1日を繰り返す少年少女の物語にあわせ、「もしも、中学時代に戻れたらもう一度やり直したいことは？」という質問に、広瀬が「中学一年生の体育祭……うそ！ 合唱コンクールに……」と言い直し、「ぜんぜん違うじゃん！」とふたりに突っ込まれて笑いが起こった一幕も。仕事を中学2年生の時から始めたため、その以前に戻ってみたいと明かした。

菅田に質問が振られると「中学校のときに学校全体を停電させるということがあって……」と、理科の教室でコンセントの電源タップにピンセットを入れて停電させたという中学生ならではの好奇心旺盛なエピソードを披露。宮野は中学生のころ告白して好き同士になった瞬間「無視しちゃった」という甘酸っぱい話をし、「それを思い出しながらこの役をやりました」と答えた。

そしてついに、公開アフレコが始まり、まずは物語冒頭の3人のシーン。台本を手に、声だけでなく表情も使い、無邪気でみずみずしい演技を見せた。そして広瀬と菅田ふたりによる、なずなが家出してきたことを典道に告げるシーンでは、先ほどとは雰囲気がガラッと変わって、ささやくような声色とシリアスな表情を使う。最後に、宮野と菅田が教室でなずなのことを話しているシーンでは、宮野が一言ずついろんな声色と表情を使って、照れている祐介を表現し、声優としてさすがの貫禄を見せつけた。

アフレコが終了し、広瀬が「（マスコミに）観られている状態でお芝居するのは初めてなので……なんかこう、新感覚」というと「ハダカなのに服着てるみたいな……」と菅田が斬新な例えをして会場を笑わせ、宮野は「アフレコ中にシャッターをきられることはないので、そこに緊張しました」と感想を述べた。

最後に3人はそれぞれファンに向けて「少年と少女たちのすごく淡い、くすぐったいそんな独特な世界ですが、ピュアな純粋な心を是非みなさんにも映画館で感じ取ってほしいなと思います」（広瀬）、「個人的にあの頃って男の子より女の子のほうが大人っぽく見えて。そんな広瀬さんの声がある種色っぽくて、是非楽しみにしていただけたら」（菅田）、「とてもピュアで純粋な想いを引き金に、そこから1日を繰り返す、ファンタジーな映画なんですけど、アニメーションならではのファンタジー感を目で楽しみながら僕らの素直な気持ちを受け取っていただき、この夏は思う存分キュンキュンしていただけたらと思います」（宮野）とメッセージを送り、公開アフレコイベントは幕を閉じた。
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映画情報は以下の通り。

●映画情報
『打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？』
2017年8月18日（金）　全国東宝系にてロードショー
声の出演：広瀬すず／菅田将暉／宮野真守
原作：岩井俊二
脚本：大根仁
総監督：新房昭之
企画・プロデュース：川村元気
監督：武内宣之
音楽：神前暁
キャラクターデザイン：渡辺明夫
アニメーション制作：シャフト
（C）2017「打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？」製作委員会
公式サイト：http://uchiagehanabi.jp/